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https://www.amazon.co.jp/dp/490486249X ※発売日:2021年10月4日
ホームページでは、10月4日(月)9時から販売します。
ベストセラーとなった『体幹と骨盤の評価と運動療法』がリニューアル!
[概要]
身体のどの部位の治療に当たるにしても、体幹の機能が大きく関与することは臨床を通して、漠然と感じていたことだと思います。その漠然と感じていたものが、本書の分かりやすいイラストや写真によって、イメージすることが可能になっています。さらに、膨大な論文や研究データを基に、臨床で求められる体幹機能の改善方法について分かりやすく解説したことで、1年目のセラピストでも体幹の機能が深く理解できるようになっています。
[改訂版について]
今回のリニューアル改定では、特に4章「座位における体幹・骨盤の機能と運動療法」と、5章「立位における体幹・骨盤の機能と運動療法」に力をいれております。各動作の項目(4章では4動作、5章では3動作)ごとに対する運動療法のポイントを、臨床に即した形で解説しています。各動作に必要な筋活動と動作の捉え方が理解出来るようになれば、体幹の機能を高めながら身体の各部位の治療を展開することも可能です。臨床の幅が広がり、目的をもった運動療法を展開するためにも、本書を読み進めて頂ければ幸いです。
監修を務める鈴木俊明先生は様々な脳血管障害の症状を膨大な研究に基づいて運動学的、解剖学的に解釈し、効果的な運動学的アプローチを実施している一流の臨床家です。
【主な著書】
『脳卒中運動学』
『脳血管障害片麻痺に対する理学療法評価』
『リハビリテーション神経科学』など著書多数
第1章
体幹の解剖運動学
体幹・骨盤の筋の性質や機能を理解するための『解剖学的知識』『力学的知識』『動作時筋活動知識』を学ぶことができます。
第2章
体幹の構造と機能
体幹・骨盤を構成する骨格や筋のより詳細な解剖学的知識に加え、臨床でよく見る様々な動作時の筋活動が詳細書かれています。
第3章
運動と現象
体幹・骨盤の『運動』と『現象』の捉え方に加え、これらに関与する各筋の筋緊張亢進・低下がどのような影響を及ぼすのかを解説しています。
第4章
座位における体幹・骨盤の機能と運動療法
座位における様々な動作の体幹・骨盤の機能に関する研究に加え、座位での運動療法を展開する際、体重移動がどのように生じ、どのような筋活動が起こるのかという筋電図学的な視点を取り入れることができます。
第5章
立位における体幹・骨盤の機能と運動療法
立位における体幹・骨盤の機能、さらに足部における機能について説明しています。立位における体重移動練習時において、体幹・骨盤周囲筋の機能を理解した上で運動療法を実践していく時に役立ちます。
- 体幹の骨格
- 体幹筋群の解剖学と触診の方法
- 体幹の運動学と筋機能
- 骨盤前傾・後傾
- 骨盤回旋
- 骨盤挙上・下制
- 体幹側方傾斜
- 体幹前傾
- 端座位での前方リーチ肢位保持における大殿筋および内側・外側ハムストリングスの筋活動について
- 座位での側方体重移動時における移動側中殿筋・大殿筋膜張筋・大殿筋上部線維の筋電図積分値
- 座位での側方リーチ動作時における座面の圧中心(COP)と体幹筋および股関節周囲筋の活動の変化について
- 座位での側方リーチ動作における座面の圧中心(COP)の変位と内腹斜筋の筋活動について
- 直立位および立位での側方への体重移動保持における内腹斜筋、外腹斜筋の筋活動について
- 直立位および立位での側方への体重移動保持における内腹斜筋、外腹斜筋の組織硬度について
- 立位での側方への体重移動における腰背筋、足部周囲筋の筋活動について
鈴木俊明先生 シリーズ
続編。脳卒中リハの"なぜ?"を運動学・解剖学で解説!
脳卒中運動学
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