9784904862360
肩関節拘縮の評価と運動療法 臨床編
5,800円(税込6,380円)
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ついに登場!!
「肩関節拘縮の評価と運動療法 臨床編」監修:林 典雄 執筆:赤羽根 良和
なぜ、赤羽根良和先生が患者をよくすることができるのか?
その答えが、この本には書いてあります!
肩関節の治療について
あなたは 自信をもって治療していますか?
これまでの治療経験で、こんなことはありませんか?
- 肩関節疾患はそれぞれ病態が異なるのに、いつも同じような治療をしてしまう
- 治療で何をしたら良いかわからず、なんとなく温めたり、とりあえずROMexしている
- 何が硬いのか特定しないまま、とりあえず伸ばす方向に動かしてる
これらのやり方で、いい結果が出ているでしょうか。おそらく、患者の症状や悩みを改善させらなかったのではないでしょうか。患者の痛みをとるためには、正しい「考え方」があります。「機能解剖、病態が分かり、痛みを拾っているのはどの組織で、どのような動きが原因となっているのか」を特定すること。これだけでも、これまでよりもかなり患者の痛みを取れそうな気がしますよね。
さらに、治療方法がわかれば、もっと患者を良くすることができると思いませんか? 結果を出している臨床家は、これらをすべて網羅して治療しています。
さらに、治療方法がわかれば、もっと患者を良くすることができると思いませんか? 結果を出している臨床家は、これらをすべて網羅して治療しています。
あなたは、結果を出している臨床家はどの様に治療をしているのだろうと、知りたいのではないでしょうか?
そんなあなたに
今回、 肩関節の治療の最高の書籍をご紹介します!
今回、 肩関節の治療の最高の書籍をご紹介します!
大ヒット作の第2弾!
「肩関節拘縮の評価と運動療法 臨床編」
今までの肩関節の理学療法について書かれた本とは、一味も二味も違います。
なぜなら、運動と医学の出版社のセミナーでいつも満席の
赤羽根良和先生
が執筆し、あの
林典夫先生
が監修をした本だからです。赤羽根先生のセミナーは、わかりやすい事で定評があります。
この本には、臨床でよく見かける疾患が10症例もあります。しかも赤羽根先生が実際に担当した症例で、その評価と治療内容が詳細に書かれています。
この本には、臨床でよく見かける疾患が10症例もあります。しかも赤羽根先生が実際に担当した症例で、その評価と治療内容が詳細に書かれています。
― わかりやすい内容構成 ―
1. 痛みの原因を探るための基礎知識
はじめに必ず知っていなければならない基礎知識です。それぞれの疾患はどの様な病態か、なにが原因でその疾患が起きるのか、 痛みの原因は何かなどについて説明されています。
基本的なことがしっかり押さえられていて、これがわかると「なぜ痛いのか」がわかります。 しかも、これまでにないような、わかりやすい解剖のイラスト、写真まで載っています。このようなわかりやすい図があると、イメージしやすく理解が深まりますね。
2. 評価がわかる理学所見
整形外科的テストが説明されています。何が痛みを拾っているか、どうすると痛いのかを鑑別するためのテストです。これにより痛みを拾っている組織をかなり絞ることができます。同時にそこにどんなストレスがかかると痛いのかわかります。それがわかると、なぜそのストレスがかかるのか、姿勢なのか動作なのか、構造的な問題なのかなど考えを広げることができます。また、そのストレスを減らしてあげれば、痛みが軽減することもわかるわけです。
例えば、「TOS例の多くを占める腕神経叢の牽引型に対しては、Moley テストに加えて、上肢の下方牽引テストが有効である。肩甲帯を拳上し牽引刺激を解除すれば、即座に症状が緩和するのも特徴的な所見である。」(本文より)
この様に症状を誘発させることができれば、症状を緩和させることも可能となります。
3. 治療の考え方がわかる臨床像
それぞれの疾患の特徴的な所見、訴え、姿勢、動作などが書かれています。解剖学や機能解剖学的な視点から説明されています。そこから、治療の考え方も説明されているため、何をするかを導き出すことができます。
例えば、「牽引型TOS では、長年にわたる不良姿勢により前胸部の拘縮を認めることが多い。前胸部の拘縮程度の把握には、福吉らが考案した前胸部柔軟性テストが有効である。このテストで陽性と判断された場合は、肩甲骨の内転・上方回旋・後傾を制動する肩鎖関節・胸鎖関節の関節性拘縮や小胸筋・前鋸筋上部線維・鎖骨下筋・外腹斜筋の柔軟性低下が疑われる。そのため、これらの組織を念頭に置いた運動療法を展開することが重要となる。」(本文より) ここまでわかれば、あとは運動療法として何を選択するかです。そしてどの様な方法で行うかです。だいぶ患者の痛みを取れそうだと思いませんか?
4. 赤羽根先生の治療がわかるケーススタディ
赤羽根先生が実際に担当した症例だから、赤羽根先生の評価・治療戦略がわかります。 まさに臨床と同じ流れで書かれています。患者情報を集めて、評価から問題点を絞って治療する。しかも詳細に治療を解説しながら。これなら評価の結果から、どう考えて治療戦略を立てたのかがわかります。
基本的な評価である問診、視診、触診、関節可動域、筋力から始まり、筋・靭帯・関節包の伸張テストの結果や整形外科テストなどが書かれています。またX線所見や超音波所見も写真入りです。
そして、いよいよ実際の運動療法です。治療目標が治療の進行状況に応じて立てられています。治療は一つ一つの組織ごとに、治療シーンの写真付きで丁寧に解説。
攣縮に対するリラクセーションでは、Ib抑制を用いた方法や反復収縮によるものを、それぞれ疾患の病期や状態によっての使い分けも解説。筋や関節包などのストレッチングの方法も個別に写真付きです。例えば前鋸筋上部線維や鎖骨下筋など、他の本ではあまり見かけない様な筋まで書かれています。癒着や瘢痕組織に対する剥離操作については、筋だけではなく、皮膚や皮下組織などについても解説されています。
攣縮に対するリラクセーションでは、Ib抑制を用いた方法や反復収縮によるものを、それぞれ疾患の病期や状態によっての使い分けも解説。筋や関節包などのストレッチングの方法も個別に写真付きです。例えば前鋸筋上部線維や鎖骨下筋など、他の本ではあまり見かけない様な筋まで書かれています。癒着や瘢痕組織に対する剥離操作については、筋だけではなく、皮膚や皮下組織などについても解説されています。
その他にも、機能を高めるための運動療法ももちろん書かれています。それぞれの治療を適切な時期に行う必要があるため、治療の順序や注意点、治療も開始肢位まで丁寧に解説されています。
5. コツや注意点がわかるワンポイントアドバイス
ワンポイントアドバイスが各所にあり、治療のコツや治療時・治療後の注意点、次の治療に進むときの目安なども盛り込まれています。もしも同じような患者を担当した時に、とても参考になります。 治療ではその時々で必要なことをしないと結果が出ないということが、よくわかります。
このような流れで各症例ごとに解説しています。
しかも10症例も!
どれも、よくある疾患ですが難渋することもある疾患です。
どうでしょうか? 知りたいことが詰まっていると思いませんか?
わかりやすく執筆されながらも、赤羽根良和先生の膨大な知識や技術をふんだんに盛り込んであり、重要な点はしっかりと抑えられています。 これまで、教科書に書いてあることを実践しているのに結果が出ない・・・なんてこともあったのではないでしょうか。
この本は違います!
「肩関節拘縮の評価と運動療法 臨床編」
治療には、病態を知り、アセスメントしたターゲットを決めて治療を行う必要があります。
本書は、治療技術をどのように使うかを知ることができ、非常に実用的でした。